ペルーの旅に戻ります。
クスコを見ると、
スペインによる
征服、略奪、破壊、押しつけ、の、歴史を
考えざるをえない。
別にペルーに限ったことではないけれどね。
1533年フランシスコ・ピサロ率いるスペイン人
176人
(諸説あり)が
クスコに辿り着いたとき、
インカ帝国の人口は1,000万人もいたにもかかわらず、
あっけなく制圧されてしまったといわれている。
だってね、紐でゆわえた石を振りまわすだけの武器と
鉄砲じゃねぇ
(もちろん、それだけが理由ではない)。。。
で。クスコを征服すると、
金を略奪し、
インカ帝国の寺院や宮殿をことごとく破壊し、
破壊できなかった
(!)石の土台の上に
スペイン建築を建設し、
都市を構築してしまったのですね。。。
インカ時代の雰囲気を残すロレト通り。
石組みの壁が200メートル以上もつづきます。
インカの時代には、
インティ・キジュ
(太陽へ向かう道)と呼ばれ、
その先にコリカンチャ
(太陽の神殿)がそびえ立っていたそうだ。
そこが現在のサント・ドミンゴ教会 ↓
内装はすべて金で覆われていたといわれている。
もちろん、スペイン人たちは
この金をすべてはがし、
スペインへと持ち帰り、
後に残された神殿を破壊し、
破壊できなかった土台の上に
このカトリック教会を建てたのね。。。
すごい。。。
と、いうわけで、
これらのテラス付きショップなども
インカの石組みの上に、スペイン建築を載せたものなのよ。
と、いうわけで、、、
現在のペルーの公用語はスペイン語、
宗教はローマ・カトリックが
大勢ということになっている。
けれど?
ケチャ語も復活の兆しをみせ、
カトリックは減少傾向。
土着の伝統宗教も独自の融合、背反を重ねて
現在も生きつづけているようだ。
アルマス広場で見かけた
かわいい親子。
おかあさんもかなり若そう。
こーやって
さくさくっと、おんぶしていました。
子羊を連れた子どもがちらほら。
一緒に写真を撮ると、、、
もちろん有料よ。
オニオンスープ。
ユカイモのコロッケほか、前菜盛り合わせ。
ペルーのカレー
(マイルドです)。
デザート。
クスコの地ビール。
ここで、、、
クイのローストを、
初めて食べました
(写真なし)。
クイとは? →
☆
・・・そう
ネズミです。。。
こちらではお祭りのときなど、
特別なときに食べるそう。
・・・だいたい、、、
丸ごと〜、
出てきます。。。
鶏肉のようなあっさりとしたお味、
とか、ガイドブックには載っていましたけどね。。。
かな〜り、
肉々し
(?)かったわ。
ワタクシの感覚では、
ビジエ?
重めの赤ワインがぴったりです。
だけど、、、標高3,400メートルのクスコですからね。
この日はアルコールはいただきませんでしたの。。。